みんなが働きやすい
環境を
作ることが
私の役目。
フロント(湾岸エリア営業所長) 2011年入社
富澤 帆貴
就職活動では、学生時代に宅建をはじめとする不動産関連の資格をいくつか取得したため、それらを活かせる不動産業界に注目していました。複数の企業を受け、ある企業への就職がほぼ決まったのですが、その面接の帰りに偶然同じ建物で住友不動産建物サービスの説明会が行なわれているのを発見。興味が湧き、訪ねてみると予約もしていなかったのですが、快く受け入れてくれました。人事担当の方との相性が良かったことに加え、偶然にも自分の誕生日に内定をいただいたことに縁を感じ、入社を決意しました。現在は湾岸エリアの超高層タワー型物件(1,668戸)で営業所長を務めています。
地道な業務改善が、
大きな成果を生み出すことを実感。
私が入社した2011年は震災が起きた年で社内も混沌としており、フロント業務を「実践で覚える」という方針のもとすぐに現場へ。3年目以降は大規模物件4棟の担当になりました。その後企画管理課や人事採用課を経て、湾岸エリアの旗艦物件の営業所長としてフロント職へ戻り、現在に至ります。現在は担当者としての業務だけでなく、一緒に働く部下や現場スタッフの管理も重要な仕事です。現場には私のほか、担当フロント、管理員業務を行うグランドマネージャー、アシスタントマネージャー、受付スタッフであるコンシェルジュ、そして清掃スタッフ、事務スタッフや技術スタッフもいます。みんなが働きやすい環境を作るべく、業務改善に取り組んでいます。例えば新システムの導入により、それまで3分かかっていたコンシェルジュの受付時間を30秒に短縮し、月換算120時間の削減に成功したことがあり、効果も目に見えるため大きな達成感を感じました。また、自分の担当物件で得た成果や気付きを、他物件の担当者に伝えていくことも大切にしています。例を挙げると、防災センター内の設備の配置を変えることにより、緊急時に移動する際の歩数の削減に成功したときもノウハウを伝えました。フロント業務はマンションがより良くなるための提案をしていくことが求められますが、若手のフロントは知識や経験が浅いため、その能力が未熟です。そのため、お客様に喜ばれた提案や業務効率化した成果は水平展開し、会社全体でのスキルアップを図っています。
フラットながらも
「親しき中にも礼儀あり」の
指導方針。
部署を問わず、後輩や部下とは一緒に食事へ行った時等は冗談を言い合うようなフラットな関係です。しかし、仕事の時は、彼らが「こうしたい」という結論や考えを持って相談に来た場合は判断を下しますが、「どうしたいのか」がない場合は、時には彼らの成長のためにも全て教えてしまうのではなく、まずは答えが出るまで自分で考えさせることを意識しています。新卒入社の先輩の一人として、入社を検討している皆さんに問いたいのは「なぜ働くのか?」ということです。どのような仕事に就いたとしても大変なことは必ずあると思いますが、「ただなんとなく」「働くのが当たり前だから」という考え方ではなく、何か軸を持っておくと良いと思います。ちなみに私が働く目的は、手厚く育ててくれた先輩方へ自分の成長した姿を見せたいことと、自分が育てた多くの後輩社員の成長を見たいからです。今後の目標は、若い社員たちから憧れられるような事業所長になることです。現在はLINEを活用した組合運営なども当たり前になってきており、新しいシステムや考え方を取り入れていく上司でないと、部下やお客様から、信頼されないと考えています。そのため、過去の成果や前例だけに基づくのではなく、常に謙虚に、新しい知識を学び続けたいと思っています。
キャリアステップCareer Step
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1年目〜
フロント(神奈川エリア)
神奈川エリアで8物件を担当し、3年目以降は大規模な物件を4棟担当。
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7年目〜
スタッフ(業務改善)
社長直轄の特命チームに異動。社内課題の洗い出しから始め、複数の業務改善プロジェクトに参加。
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9年目〜
スタッフ(採用担当)
フロントの一人当たりの担当物件数を減らすための大幅増員を中心に人材採用に貢献。
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10年目〜
フロント(湾岸エリア)
営業所長湾岸エリアで超高層・超大型物件のフロントに着任。スタッフ約70名のマネジメントも行なう。